医療機器導入
[2013年06月18日]
以前から、欲しかった”内視鏡”をやっと導入いたしました。
開業当初は、優先順位の高い機材から導入しましたのでどうしても初期導入できませんでしたが、
胃内異物、食道内異物等立て続いてきていたため、導入に踏み切りました。
導入するまでは、内視鏡のある病院を紹介したり、開腹手術で摘出しておりましたが、これからは
当院でも、飼い主さまへ提示できる治療オプションが1つ増えることになります。
また、内視鏡は単純に異物をとるというだけではなく、難治性嘔吐や難治性下痢などの診断ツール
としても活躍しますし、食欲が廃絶している動物に対してPEGチューブなどの装着もできます。
写真のような特殊な鉗子を用いて、内視鏡下で胃や腸の粘膜などを採取し診断します。
導入してまだ数か月ですが、すでに5頭のワンちゃんの治療に用いました。
フルに使いこなし、患者さまにお役に立てればと思っております。これからもより良い獣医療が提供
できるよう頑張りますのでよろしくお願いします!