若気の至り
[2017年03月21日]
最近パソコンのデータ整理をしていたら、とても懐かしい写真が出てきました。
どこにいったか探してはいたものの全然見当たらず、その存在自体忘れかけていたものでした。
大学6年生の夏休みに行ったアメリカ旅行の写真です。アルバイトで稼いだお金で学生最後の
思い出にと思い切って行った記憶があります。
この年は、アメリカの同時多発テロのあった年で東京-ロサンゼルスが、確か往復5万くらいでした。
格安ですよね!私自身は怖さはまったくありませんでしたが、周りが結構心配していました。
しかもツアーではなく、往復の航空券とリュック1つ、所持金はたったの5万円のみで。。。
今思うと、かなり無謀な旅でしたね。
なにせ貧乏学生だったので、ユースホステルの場所だけ調べてあとは現地で決めようとざっくりと
した計画での出発でした。
現地に到着して、やっぱりただの観光では面白くないと、急遽アポなしで現地の動物病院に突撃し
実習させてもらえないかと交渉して、そのまま10日間くらい実習させてもらいました。
今思うと、ようやったなと…、若気の至りですね。。。ほんとたまたま行った病院がよいところで
ラッキーでした。しかも、院長は整形外科の専門医で、UC Davis校の獣医学生やレジデントも実習に
来ていたので今思うとすごいとこに突撃しちゃったなと。。私の今の病院の5、6倍くらいの広さで
スタッフも総勢2,30人くらいいたような気がします。日本の大学病院みたいな感じでしたね。
診察を見せてもらったり手術の助手に入れてもらったり、トラの爪の手術も見せてもらいました。
見るものすべて初めてで、とても楽しかったのを覚えています。当時は、もっと英語を勉強して次は
獣医師としていこう(当時はまだ国試前だったので)と思っていましたが、紆余曲折あり現在に至って
います。
今でもチャンスがあれば行きたいなと思いますが、もう開業してしまったのでまず無理でしょうね。。。
そんな思い出の写真でした。